アメリカ人だってオブラートに包む?英語で【やんわり】断る表現集

こんにちは、シアトル郊外在住の手描き作家/英会話講師のSakuraco(@HELLO_and_GDBY)です!

アメリカ人と言うとどんなイメージがありますか?

  • 感情表現がストレート
  • オーバーリアクション
  • 意見をはっきり主張する
  • 上下関係がない
  • 愛国心がつよい
  • とにかくピザ、バーガー←

だいたいこんな感じではないでしょうか。(違ってたらすいません。私の中ではこういうイメージですw)

しかしアメリカ人と一緒に働き、交遊を持って見ると意外と繊細?なうえ、本音と建て前がゴリゴリで、日本人の秘技とされているはずの【オブラート包み】が日常的に繰り出されているということを発見。

そこで、「誘われたけど断りたい」「相手が気を悪くしないように意見を言いたい」という時に使えるフレーズをリストアップしてみました!
これを使えば人間関係に角が立たず、アメリカ生活を上手く立ち回れる…かも!?

誘いを断る

Hey, we are having a party tonight at Bryan’s place. Why don’t you come?
(へーい、今夜ブライアン邸でパーティするぜ。君も来なよ)

という、私のようにコミュ障だったら確実に震える案件ですが、ご安心ください。
こんな時はこう言いましょう!

1. Ah man! I wish I could go but I already have plans!

(うわーめちゃくちゃ行きたいけど、もう予定あるんだ!)
→「行きたいけど」と強調する事で相手の気分を害さず、さらに「予定がある」と言えばさりげなくリア充アピールができます。←

また「Ah, man!」というのはアメリカ人が良く使う「残念そうな感じ」を醸し出せる表現です。
かなりくだけた表現で、一部の女性は使わないかも知れません。

日本語でいうと「うっわー」に近いかも…?

2. I think I’ll pass. Next time fo sho.(for sure)

(あ〜今日は行かないでおく。でも次はガチで行くわ)
→「I’ll pass」はパスする、つまり回避する事をさします。

ただ、これだけだと少し感じが悪いので「次は行くね!」(Next time for sure)や、行けない理由を付け加えてフォローを入れる人が多いです。

もちろん嘘の理由なんでしょうけどね😇にっこり←

*ちなみに「for sho」は for sureの簡略系で、若いヤンチャ系の男性が使っているイメージ。
日本語で言う「ガチ」に近いニュアンスです。
なので女性、もう青年期を超えた男性、またビジネスシーンでは使わない方が良いでしょう。

3. I’ll think about it. / Let me think about it.

(考えとくわ/考えさせて)
→かなり個人的な解釈ですが、こう言われたら大体断られてると思っても良いかも知れませんw
ちょっとググったら 

-Why do some people say “I’ll think about it” when they really mean no?
(なんで本当の答えは  ”ノー” なのに ”考えさせて” なんて言うの?)

なんていう質問がQ&A サイトに沢山寄せられていましたwww
建て前に翻弄されるアメリカ人…嫌いじゃない。

好きじゃないという事を伝える

Oh my god, I am totally obsessed with the TV show “Game of Thrones.” Have you seen it?
( あーもうマジでゲーム・オブ・スローンズ(GOT)っていうドラマにどハマりしてんだけど。見た事ある?)

特に興味がない、好きじゃない物について延々と語られる事ほど苦痛な体験ってないですよね😇←

そんな時は適当に相槌を打って「ねえ話聞いてる?」と詰め寄られる前に、「いやあんま好きじゃない」という意思表示を示すと良いかもしれません!

1. I don’t really care for TV shows.

(あー、テレビドラマってあんまり好きじゃないかも)
→「I don’t really care for 〇〇」 は「〇〇の事があまり好きではない」という意味で使われます。

この表現でワンクッションを置く重要な役割を担っていのが、 ”really”の部分。
「本当に」という意味ですが、I don’t + really は「そんなに」という意味に変身するのです!

「I don’t like 〇〇」と言うと「好きじゃない。」と、ピシャリ!と否定する感じがしますが「I don’t really like 〇〇」といえばやんわりしたニュアンスが伝わります。

*似た表現で 「I don’t care about〇〇」と言うと、「〇〇の事はどうでもいい」という意味になってしまうので注意してください!

2. I tried watching it, but it wasn’t for me.

(見てみたけど、私には合わなかったかも)
→あくまでも「自分の好みに合わなかった」と言う風に、相手の意向や趣味を否定せずに伝えられるの魔法のフレーズ!

”it wasn’t (isn’t) for me” は物だけなく、人に対しても使えます💡
→「We went on a date but he’s not for me.」
(デートに行ってみたけど、彼は私には合わないみたい)

3. I don’t know how I feel about it.

(直訳:私はそれについてどう感じている分からない)
(意訳:うーん、微妙〜…)
→自分がどう感じているか分からない=意見を決めかねている訳です。
なので日本語で言う所の「微妙…」「イマイチ」な時に登場させましょう!

相手の意見を否定する

1. I’m not sure if that’s a great idea.

(それはあんまり得策ではない気がする…)
→I’m not sure は I don’t know よりも確定要素が弱いです。
なのでオブラートに包みたいときにピッタリ!!!!
さらにボヤけさせたい時は ”I’m not too sure” と言う事もできる優れ者です。

こんなに日本人(特に断定できない現代っ子)にピッタリな英語表現が未だかつて存在したであろうか…?

2. I don’t mean to disrespect but 〇〇
    I don’t mean to be rude but 〇〇

(失礼な事を言うつもりはないけれど、〇〇ですよね)
→これは最初にクッションを置くパターン。
but (しかし)をはさんで、文章の後半に本当に言いたい事をぶち込むスタイルです。

なので、結局は言いたい事言ってます。wwww

似た表現では「With all due respect, 〇〇」というのがあり、これは「お言葉を返すようですが」と訳される事が多いです。
ビジネスシーンで上司や顧客など目上の人に使う、硬い言い回し。
ただ、後半に言いたい事をぶち込むスタイルは崩れていませんwww

もう少しマイルドにしたい場合は

3. That’s a great idea, but how about 〇〇 ? / what if we did 〇〇?

(それは名案だけど、〇〇はどう?/〇〇をしたらどうかな?)
→最初に褒めてから突き落とすスタイル!😇
というのは冗談で、コミュニケーションを円滑にするツールとして使える便利な定型文です!

だれでも真っ向から否定されるのは好きじゃないと思うので、まずは相手の意見を認める、というのは国に限らず備えておきたいスキルですよね。

日米共通の建て前カルチャー

ストレートな物言いをすると思われているアメリカ人も、意外と周りに気を使って生きています。(当社比)
特に職場の人間関係では私たち日本人と同じように、本音と建て前を使い分けている印象を受けました。(当社比)←しつこい

なので社交辞令だって飛び交います。
We should hang out sometimes!
(意訳:今度ご飯でも行こうよ〜)

と言って一生連絡来なかったり

I’ll call you tomorrow!
(明日電話するねー!)

と言って一生連絡来なかったり、なんていうのは日常茶飯事ww

私の中で「アメリカ人=何考えてるか良くわかんない」という構図が出来上がりつつありますね😇w

必要な時に意見はしっかり主張

ただ、アメリカでは必要な時に意見をしっかり主張できる というスキルは非常に重要視される傾向にあります。

特に職場では “What do you think about this? “(これについてどう思う?)と言われた時にゴモゴモしてると使えないヤツ認定される事もあります。(もちろん絶対では無いです)

やる気がない、と判断される事も。

なのでハッタリでも良いので、とにかく自信満々に答えておけばその場は凌ます。
実際にアメリカでは、スーパーとんちんかんな事を言っているけど、自信満々だから周りがなんか納得しちゃうっていうタイプの人が多いような…。w

こういう人は日本にもいますが、私が接して来たアメリカ人では結構な割合でいましたwww

本音と建て前を上手く使い分ける

大げさなジェスチャーと表情、ダイレクトな表現がアメリカ流トークの基盤になっているのは間違いないですが、意外とコミュニケーションスキルにシビアな所がある、というのが私の見解です。

そのため、日本人の空気を読むという技能はアメリカに来てもすごく役に立つので、プラスでアメリカの「自分も他人も褒めちぎる文化」と「自分の意見を求められた時にハッキリと言う文化」を取り入れればハイブリッドタイプのスーパーグローバル人材になれる…かもしれないです。

あ、ちなみに私は元職場でアメリカ人上司が提案したプランに対して

That’s ridiculous.” (アホくさ)

と言って同僚たちを慌てさせた事がある人間なので、ハイブリッドへの道は流そうですね…。(遠い目

“Sakuraco”
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