こんにちは、シアトル在住イラストレーター×英会話コーチのさくらこ(@HELLO_and_GDBY)です!
英語力を伸ばすのに効果的な方法として良く取り上げられる「英作文」や「英語日記」。
場所を選ばずひとりで取り組めてお金もかからない、という最強のアウトプット法なのは間違い無いはずなのですが、いざ取り組んでみると
とモヤモヤしませんか?
そんな悩みを吹っ飛ばしてくれるツールを
- しっくりくる表現を探す
- セルフチェックする
- 誰かにフィードバックを貰う
というステップ毎にご紹介します!
1. 最適表現を見つける
まずは思うまま自由に書いてみましょう。今日あったことを書く日記スタイルでも、テーマに沿って書くエッセイでもOK。
(何を書いたら良いか分からない!という方の為にトピック選定法を後述します)
とりあえず書き進めてみると「〇〇って何て表現するんだろう?」「もっと違う言い方無いかな?」と思うはずです。
そのタイミングで大活躍するツールがこの三つ。
Deep L
DeepLは機械翻訳ツールなのですが、とってもクォリティの高い対訳が特徴です。
技術の発達で自動翻訳の向上が目覚ましいですが、やはりそこは機械。
不自然な訳になってしまう事がありますよね?
所がどっこい、Deep L は「え?もしかして中に人間はいってる?」って言うくらい自然な仕事をしてくれるのです!
では自動翻訳の大御所 Google 翻訳と比較してみましょう。
こちらがGoogle 翻訳。文が長すぎたのか、途中で諦めてしまいました…。
こちらは我らがDeep L!とっても良い具合に翻訳してくれました!
DeepLを使えばサクッと文章を英語に変換できるので、英作文のハードルが一気に下ります👌
DMM英会話なんてUknow?
大手オンライン英会話サービス「DMM英会話」が運営する英語に特化したQ&Aサイト。
会員登録せずに無料で利用できる神サービスなのです。
自動翻訳とは違い生身の人間が回答してくれるので、細かいニュアンスやシチュエーションに沿った表現、口語表現もしっかりリカバー👌
もちろん誰でも質問を投稿できるため、もう1時間も2時間もGoogle先生と格闘しなくて済みます!
上で機械翻訳にかけた文章と同じものを「なんてuknow?」で検索すると、この通り!
これがあれば日本語の微妙なニュアンスもきちんと英語で表現できます💡
Power Thesaurus
一度自分で書いた文章を類語辞典を使い、さらに「しっくりくる言い方」が出来ないか調べてみましょう。
いつも使っている単語を類語に入れ替えることによって、ベーシックなワードでしか表せなかったことが、他の単語や言い回しで代替できるようになるので表現の幅がめちゃくちゃ広がります!
こんな良い事ずくめの類語辞典、大手のサービスを使っても良いのですが、私のダントツのお気に入りはPower Thesaurus!
他のサービスに比べてPower Thesaurus が特に優れている点は
✅守備範囲がめちゃくちゃ広い!
Wikipediaのようにクラウドソーシング型の辞典なので口語表現(スラング)やちょっと長めの慣用句(イディオム)などのカバー率が非常に高く、痒い所に手が届きます!
✅アカウントを作ればお気に入りや履歴が見れる
✅UIがシンプルで見やすい&ダークモード装備(←個人的にかなり重要)
さらにさらに!!Google Chrome上でPower Thesaurusのアドオン(拡張機能)が使えるので、ブラウザ上で単語をハイライトすればワンクリックで類語を調べらます!
類語辞典の重要性はこちらの記事でもシェアしています👇
2.セルフチェック
調べた表現を実際に使ってみたけど、本当にこれって自然なのかな?この名詞はどんな動詞を使えば良いの?などの疑問はこの三つを駆使すればセルフチェックできます👌
✅GoogleとTwitterの高度検索
✅Ludwig.guru
✅Grammarly
Google “クオテーション” 検索
単語検索に強いGoogleは、文が長くなればなるほど検索しにくくなるのがネックですよね。
しかし!文を””(クオテーションマーク)で囲むだけで、完全に一致した文章を検索する事が可能に。
他の英語話者が特定の単語や表現をどの様に使っているのかを知りたい場合はTwitter検索がオススメです!
しかし普通に検索すると1単語以上の検索が難しかったり、日本語アカウントが引っかかってしまうので「高度検索フィルター」を使います。
パソコンの場合はこんな感じでフィルターが出てきます。
”次のキーワード全体を含む”の所に調べたいフレーズを入力。
”言語”の所で”英語”を指定。
スマホの場合は検索窓で調べたい語句を””(クォテーションマーク)で囲み、lang:enとタイプして英語を指定言語にします。
例)「side bitch」の用法を調べたい場合→ ”side bitch” lang:en
Ludwig.guru
あまりにも神がかっているため、私が秒で課金(有料会員登録)してしまった英文検索エンジン。
もうLugwig無しの生活は考えられません…。
Ludwigでは文や語句を入力すると、信頼出来るソースから例文を引っ張ってきてくれます。
(*信頼出来るソースというのは New York Times や科学専門誌など校閲と編集がしっかり施されているもの。)
そしてLudwigが抜きん出て優良なもう一つの理由が、多岐にわたる検索コマンド。
英語学習者全員が一度は
- ビジネスメール ”Sincerely yours” と “Best regards” どっちで結べば良いの!?
- この名詞に対して自然な動詞は何?!
- もっと他に良い言い回しないかな!?
- HAVE a shower? TAKE a shower? どっち?!
- 使用する単語は分かるけど自然な語順が分からないよぉお!
などの疑問は「似ている表現の比較」や「代替表現の検索」「並べ替え」など、Ludwigが用意してくれている簡単なコマンドで絞り込み検索すれば一発KOなのです!!
さらに辞書や自動翻訳機能も備わっているので、Ludwigさえあれば英文の調べ物が完結してしまうかも?
唯一の難点と言えば検索回数の上限。
会員登録無しだと1日3回まで、無料会員だと6回までという制限があります。
(有料会員になった場合は無制限で検索可能)
利用料金は月々更新の場合$9.99。1年プランに申し込めば$59.88($4.99/月)2年プランの場合は$89(月々$3.71/月)です。
私は一番お得な2年プランに申し込みました。登録して1ヶ月程ですが、既にガッツリ元取れてます。(体感)
Ludwigのプロモーション動画。
*ちなみLudwigの読み方は「ルドゥウィグ」ではなくて「ルドゥヴィグ」
Grammarly
Grammarly は英文を自動で添削してくれるサービスです。
使い方はとっても簡単!Grammarlyのサイト上で英文を打ち込めば(コピペもOK)自動的にサクサクと添削箇所をハイライト& 訂正案を表示してくれます。
スペルや時制の誤りだけでなく、日本人が間違えやすい冠詞(a や the)の抜けなどもしっかりとカバー。
その場で自分の英文の改善点が分かるのでストレスフリーです。
有料会員になると自然な言い回しや可読性などを加味した添削にアクセスできるようになりますが、無料版でも文法の誤りなど十分に修正してくれます!
またGrammarlyもGoogle Chromeで使えるアドオン(拡張機能)を出しているので、これさえインストールしておけばわざわざGrammarlyのサイトに行かなくてもブラウザ上で訂正してくれます!
Google Documentだってこの通り!✏️
さらに注目したいのがGrammarlyのブログ。
英作文を向上させたい方にとっては生唾モノの超有益情報が集まっており、要チェックです!
動詞・名詞・冠詞・句読点の使い方、などのオーソドックスな文法のコツだけではなく「LGBTQ関連で知っておいた方が良い表現集」「職場でヤル気を出してもらえるようなポジティブな言葉遣い」など【コミュニケーションツール】として言語力を底上げするのに今すぐ知りたいTIPばかり。
英語学習者は今すぐブクマしておきましょう!
3. 誰かに直してもらう
テクノロジーを駆使したツールに頼ればほぼ一人で完結出来てしまいますが、どうしても機械では拾いきれない細かいニュアンスってありますよね。
そんな時は生身の人間に聞く&添削してもらうのが一番!納得するまで英作文を磨くのために役立つのはこの三つ。
✅HelloTalk(短文向け)
✅ネイティブと英語で交換日記(長文向け)
✅こなれ英語に変換サービス(自分らしい表現を見つけたい人向け)
HelloTalk
英語学習者全員がスマホに入れておくべき言語交換アプリHelloTalkには私もかなーりお世話になっています。🙏
使い方は超!シンプル。英文を投稿するだけで他のユーザーが添削してくれるんです!
さらに「〇〇って他に何か言い方無い〜?」などと聞くと英語話者達がワラワラとコメントをくれます。
HelloTalkの投稿画面はこんな感じ。
ただしHelloTalkはあくまでも言語学習者が集うアプリなので、添削がつかない事もあります。
Twitterやインスタグラムのようにハッシュタグを使う事ができるので「#pleasecorrectme(間違ってたら直してください)」と投稿につけておくと添削してもらえる率がグッとアップ。👌
それから、これは私の個人的な経験上の話なのですが、長文になればなるほど添削して貰える率が下がります。
なので短文をぽんぽんと投稿するのがオススメ🙆♀️
ネイティブと英語で交換日記
起承転結のある長めの文章を自然に添削して欲しい方にピッタリなのがネイティブと交換日記ができるサービス。
週に3回英作文が提出でき、毎回ネイティブが細かく添削&内容について返事を書いてくれます。
実はこのサービスには私も大変、大変お世話になっております!
▼レビュー動画
訂正だけでなく、ネイティブが返事の中で使う表現を丸っと盗む事が出来るので一石二鳥なのです💡
さらに必ず質問で返してくれるので、トピック探しで困る事もありません。
英語のライティングを習慣化させるには、これ以上良い方法は無いかも?✏️
こなれ英語に変換サービス
様々な添削サービスを使って来た私さくらこが作った、今までに無いタイプの英文から英文への変換するサービスです。
あなたの英文を訂正ではなく、ウィットに富んだ描写、皮肉まじりのクスッと笑える言い回しに変換。
もっと全体的にユーモアの効いた文章にしたい!
など文法の正誤の範疇を出て、豊かな表現力と自分らしいライティングスタイルを確立したい方のお手伝いします。
ビフォー
I am a foodie to the core, love eating, and cooking.
↓
アフター
If you look up the word “foodie”, you’ll see my picture there. That’s how much I treasure eating good food and cooking.
*もう少し詳しくお読みになりたい方はコチラからサービス概要をご覧いただけます。
英作文の練習に使えるワークブック
10年以上英語を学習してきたSAKURACOが「日本人の英語学習者」の視点で作った、英語のライティングを楽しみながら向上させるワークブックを今だけ5ドルで販売しています。
日本生まれ/育ち×日本の英語教育を受けたからこそ分かる、日本人が陥りやすいパターンや弱点をカバーできるライティングのコツや、アメリカの学校でも使われている作文のエクササイズなどをまとめてあるので、今日からすぐにお使い頂けます!✨✏️
英作文トピック
ライティングで一番最初につまづくのは「何について書けば良いか分からない…」という所だと思います。
日記を書くにしても毎日同じような事を書いてしまう。そんな方はぜひ ”Journal Prompts“や ”writing prompts“と検索してみてください。
時事問題について考えるようなものから、セルフケアの一貫として自分と向き合うような内容まで多様なジャンルのライティングテーマを見つけ出す事ができます。
まとめ
- Deep L・DMM英会話なんてUknow?・Power Thesaurusで表現探し
- Google & Twitterの高度検索・Ludwig.guru・Grammarlyでセルフチェック
- HelloTalk・ネイティブと英語で交換日記・こなれ英語に変換サービスでチェックしてもらう
各ツールを使いこなして、楽しい英作文ライフを〜!!👏