ジャーナリングや手帳を使って振り返っていると、「自己批判ばかりになってしまう…」「できていないことにばかり目がいってしまう…」そんなふうに感じて、ノートを開く手が遠ざかることはありませんか?
でも、本来振り返りは自分を責めるためのものではなく、自分の歩みをそっと見守りながら、心地よい選択をしていくためのもの。
そこでおすすめなのが 年単位で自分の選択を俯瞰することで「自分が積み重ねてきたこと」に気づき、成長を感じさせてくれるイヤーリーログです。
日々の記録や月ごとの振り返りは粒度が小さくて見えづらい「結局、自分や自分の人生はどんなふうに変わってきたんだろう?」という、引きの視点で見た変化に気づくこともできる、とても心強いページです。✨
こんな人に特におすすめ
ジャーナルを書いたり手帳で日々の記録をしていても…
- 自分の成長や変化が実感できない
- 自分のできてない所が目についてしんどい
- 振り返りや内省が自己批判になりがちで辛い
- 自分の活力にプラスになっていない
というジャーナルつらたん勢の方々には特に、即効性はないけどじわじわと芯から癒してくれるイヤーリーログを推したいです🫶
イヤリーログの書き方
① まず一ページを横に12等分にし、12ヶ月分の一覧を作ります。

②月末に各月のハイライトを3つずつ書き込んでいきます。

たったこれだけ!これを毎月書き込んでいけば、その年のハイライト一覧表が完成しちゃいます!✨
ハイライトの選び方:「選択」にフォーカス
ハイライトというと特に印象に残った大きな出来事、というイメージがありますよね。もちろんそれを記録していくのも良いのですが、起きた出来事だけを記録していくとただの年表になってしまう。
そうすると見返した時にあまり意味を見出せなかったり、逆に書く時に「そんな大それた事件起きなかったな…」とか「書く事ないや。」とハードルが上がってしまいます。
そこで私はハイライトを選ぶときに目立った出来事だけでなく、「自分の選択」にフォーカスするという点を意識しています☝︎
例えば:
- 自分のためにしっかり向き合えた瞬間
- 「これは良い選択だった!」と思えた行動
- 自分の生きたい人生が体現された出来事
- 在りたい自分の姿を体現できた・近づけた行動
など。こう書くと大げさに聞こえるかもしれませんが、自分にとって 心地よかった・嬉しかった・誇らしく思えた・活力を与えてくれた行動・選択・出来事を重点的に記録していくだけ。🌿
こうすると、ログを見返した時に自分が重ねてきた試行錯誤や種まきの様子、それがどう次の行動や出来事につながったのかがはっきりと浮かび上がるので、ただの年表よりもずっと自分の頑張りや工夫を思い出させてくれるんですよね😌🌱
月末&年末の振り返りで点と点をつなぐ
🌛月末:つながりを見つける
決断や行動がどう影響し合ったか、矢印を引いて視覚化。3月の決断が8月の展開につながっていたり、新しい気づきが生まれることも。
🎍年末:1年をまとめる
1年を象徴する言葉を選ぶ → その年の経験をぎゅっと凝縮。
来年の予測を立てる → 厳密な予想ではなく、「こんな1年になるといいな」というワクワクする未来予想を書き込む。
イヤリーログは別冊で:数年の流れを一気見する

私がバレットジャーナルというノート術を愛用している理由の一つは、とにかく何でも1冊のノートに一元化できるという所にあります。(ズボラ&三日坊主&頭とっ散らかりクイーン👸の私が「書く習慣」をかれこれ5年以上続けられているのも、間違いなくこのおかげ。)
この内容はどのノートに書くんだっけ?このメモは仕事?プライベート?などの判断をするのが嫌すぎて、普段はタスクも愚痴も閃きもスケッチもぜーーーんぶA5サイズのノート(バレットジャーナル)に詰め込み放題。(それでも情報を分かりやすく整理できるのがバレットジャーナルの凄い所!)
そんな一元化命!の私ですが、イヤーリーログだけは特別に別冊にまとめることにしました。その理由は、数年単位の人生の動きを「まとめ見」できることが重要だと気づいてしまったから!👀⚡️

メインのバレットジャーナルはA5サイズのノートを使っていますが、イヤーリーログは半分サイズのA6ノート(バレットジャーナル公式ミニノート The Pocket)を使っています🖋️
クーポンコード【SAKURACO】でBullet Journal 公式ショップの商品が10%引きになります✨
点と点を繋ぐイヤリーログ

別冊にまとめておけば、数ページをペラペラめくるだけで数年単位の人生の変化がパッと見渡せる。
そうすると自分の選択が次の出来事を生み、小さな工夫や挑戦がやがて大きな流れをつくるということだけでなく、人生には意外な展開や伏線回収があったり、遠回りに思えたことが、あとから大切な経験だったと気づくことも。
そしてイヤーリーログは「何かが実ったり熟したりするには、それぞれの時間やタイミングがあるよね。」ということや「悩んでいた時期やスローペースに感じた日々の中でも、確かに静かに自分は成長していたんだ。」「どんな選択も自分自身と人生を創り上げているんだ。」ということを思い出させてくれる。
だから、私は不安を感じたときや自信をなくしたときに特にこのページを見返して力をもらっています。⛲️
自分を勇気づけてあげられるイヤーリーログ、ぜひ試してみてくださいね🫶
インスタグラムでもバレットジャーナルやジャーナリングについての情報発信しています📖🖋️✨
