5分でできる、シンプルなバレットジャーナルのセットアップ方法

こんにちは!シアトル在住の英会話コーチ/ クリエイターのSAKURACO(@HELLO_and_GDBY)です!この記事では、ペン一本とノートだけで始める、シンプルで実用的なバレットジャーナルのセット方法と使い方をご紹介していきます🕊✨

動画でもご覧いただけます☟

バレットジャーナルとは?

バレットジャーナルは手帳×日記×Todoリストが合体した「生産性を上げる箇条書きノート術」のこと。

タスク・予定・会議メモ・目標設定・旅行の計画・買い物リスト・体重管理・やりたいことリスト・学習ノート…などなど、多岐にわたる用途にフィットしてくれるのが特徴。そのため、生産性アップや思考の整理ツールとして扱われることが多いですが、発案者のRyder Carroll 氏はこう語っています。

”It’s best described as a mindfulness practice disguised as a productivity system.”
(生産性向上術と見せかけた、マインドフルネスを育てるツール)

– Ryder Carroll

「マインドフルネス」と聞くとヨガや瞑想をイメージするかも知れませんが、ざっくり言うと「俯瞰する」ということ。つまり、「自分の行動・思考・周りの状況・出来事などを客観的に見つめて気づきを得る(=メタ認知)こと」を可能にしてくれるのがバレットジャーナル術です。

*英語ではバレットジャーナルを略語でBujo (ブジョー)と呼ぶので、親しみを込めて以下本文ではバレットジャーナル=Bujoとします

こんな人におすすめ

  • いつも頭の中がとっ散らかってる
  • やりたいことはあるのに、何もできずに日々が過ぎ去っていく
  • やりたいことが分からない
  • 気づいたら休日や余暇の時間が終わってる
  • 三日坊主を抜け出したい
  • 絵心やセンスに自信がない

これ、何を隠そうBujoを始める前の私です。
思考や心身以前に比べてかなり整った上に、読解可能なメモが取れるようになりましたww
(差はビフォー(左)アフター(右)の写真を見ていただければお分かりいただけるかと…👇)

Bujoの特徴

Bujoが普通の日記やスケジュール帳と違うのはこんな所です。

① 書くだけで終わらない
Bujo は記録と振り返りのサイクルを繰り返すので、自分の生活を顧みて軌道修正する機会を作ってくれます。

②さっさと書けるシンプルさ
名前の由来 ”Bullet Points” =箇条書き、から来ている通り、可能な限り簡潔に記入します。何も考えずにさっと記録できるので、私のように面倒臭がりな方にピッタリ。🖋

③どこに書いたっけ?これは何のメモ?を一掃してくれる
箇条書きだけならメモ帳でいいんじゃない?と思うかも知れませんが、Bujoには「どこに何を書いたか」というのが一瞬にして分かるとても合理的なシステムが導入されています。そのため、お目当てのメモを髪の毛を振り乱しながら探す…という不毛な作業とオサラバできます👋

④変化する毎日を受け止めてくれる柔軟性
自分のニーズに応じてページ構成を自由に変えられるので、変化する毎日を柔軟に管理できます。

5分で完了!Bujoのセット方法

最初にセットするのは Index, Future Log, Monthly Log, Dialy Log の四つ。

1. Index: 索引

情報に素早くアクセスできる様、内容とページ番号を記録します。そのため必ず各ページに番号を振るのを忘れないようにします。(元からページ数が印字されているノートを使うのも手です💡)

2. Future Log:半年分のカレンダー

見開き2ページを六分割し、各欄に次の6ヶ月を割り当てます。各月の大きな予定(締め切り、誕生日など)やタスクなどをメモします。

⚠️セットしたら必ずINDEXページに Future Log : 1-2 (該当ページ番号)を書くのを忘れないように!

3. Monthly Log: 月次カレンダー&タスクリスト

次の見開き2ページを使い、左に一ヶ月分のカレンダー、右にタスクリストを作ります
⚠️セットしたら必ずINDEXページに Monthly Log : 3-4 (該当ページ番号)と書くのを忘れないように!
⚠️Bujoは基本的に、先(未来)のページは作りません。先に数ヶ月分のMonthly Log作ってしまわないように気をつけましょう!

私の使い方

カレンダーページ:予定は書き込まずに、その日一番印象に残った出来事だけを書いています。スケジュールは変更が多く、紙で管理するのは限界があるので、素直に(?)Googl Calendar で管理しています。

タスクページ:1ページ を縦に二分割し、仕事とプライベートを分けて記入しています✏️
 

 

4. Daily Log

次のページは日付を書いたらすぐ下にタスク、メモなどを記入していきます。
⚠️ Daily Log は Index に記帳しません。
⚠️ その日の分だけを作ります。

 

これでセットは完了です!

次のステップは実際にどのようにBujoに書き込んでいき、その情報を活用して未来につなげていくか、というところを解説していきます🕊✨


シンプルで合理的!Bujoの書き方

内容を一瞬で区別できる記号(Bullets)を使って、箇条書きにしていきます。

基本の記号 オプションで使える記号
● タスク ✴︎ 大事なもの
○ 予定・できごと !アイディアなど
— メモ・覚えておきたいこと  


タスクの進捗を確認する記号

X 完了したタスク
> 次の日に持ち越したタスク
< 他の週・月にスケジュールしたタスク
打ち消し線 必要じゃなくなったタスク



振り返り(Reflection)方法

定期的な振り返りをすることで初めてBujoは最大限にパワーを発揮します⚡️

振り返りをする目的

簡単に言うと「自分の価値に合ったものを取捨選択する」ため。でも自分にとって大切なものを自覚するのは意外と難しかったりします。例えば、私は「〇〇やらなきゃ!〇〇であるべきだ!」と思っていたものが、実は周囲や社会から植え付けられたものだった…という経験が何度もあります。

これは人間社会の中で生きていく上で、消し去ることはできないことなんだろうなあ…ということも何となく分かってきましたww でもReflection を定期的にすれば、ついつい周りや忙しさに流されそうになった時に「おっと、私はそっちに行きたいんじゃなかった…あぶないあぶない…」と、その都度舵を切り直すことができます⛵️

Reflection helps identify what nourishes you so you can make better decisions as you seed the next season of your life.”
(振り返ることで、何が自分のエネルギーになっているのかが分かり、人生の次の季節に向けてよりよい決断ができるようになる)

Ryder Carroll

振り返りの頻度

振り返りはDaily, Weekly, Monthly (日次・週次・月次)で行います。(え…めんどくさ…)と思ったそこのあなた、大丈夫です!振り返り、と言っても書いたものにサッと目を通すだけでOK。定期的に見返すという事が重要なので、まずは続けられるように極限までハードルを下げて取り組んでみて下さい。

    振り返りの流れ

    1. タスクの移動&フィルタリング
      タスクの進捗をチェックし、未完のアイテムを適切なページに移動させる。

      例えば今日書いた未完タスクが

      ① 数日中にやらなければいけない→ 次の日Dialy Logへ移動
      ② 来週までやらなくても良い→ Monthly Log へ移動
      ③ 来月以降で良い→ Monthly Log へ移動

      という具合で、タスクをいつやらなければいけないのか、によって移動先を決めます。

      またMonthly Logに書いてあるアイテムをチェックして、数日中にやらなきゃいけないタスクや予定があれば今日のDaily Logに移動させます。

      この時

      Is this vital? (これやらなかったらどうなる?)
      Does this add value to my life or my loved ones? (これって自分や大切な人にとって本当に付加価値のあること?)

      という質問を投げかけながら、タスクや予定などを取捨選択していきながら、必要に応じて自分の生活の軌道修正をします🚀

    2. 自分の行動や思考を観察する

      アレも出来てない、これも出来てない、とダメ出しをするのではなく「この結果になった要因は何だったのかな?」と研究するような気持ちで観察するのがオススメです🔎

    3. 記録を見返して気づいたことをメモする
      私の場合、このステップは週末と月末のみ行っています。

      メモをする内容は

      – 今週は残業多かったな。
      – 遊び行く予定入れちゃったけど、今あんまり人と話したくないかも。
      – 自分は通勤にストレスを感じることが多いみたい。

      …など、どんなことでもOK。

      💡 Reflectionメモを書く時はまず直近の空きページに “Weekly Reflection” ないし ”Monthly Reflection” とタイトルを書ます。次に Indexページに 「Weekly Reflection: 23, 56.. 」という具合にタイトルとページ番号を記帳するのを忘れないようにしましょう!

      私のWeekly/Monthly Reflection は割と長めの日記風になることが多いですが、1行だけメモするのでも、気づいたことを箇条書きにする、などどんな形でも大丈夫です👌

    わたしのMonthly Reflectionページ

    振り返りのコツ

    Reflection をやってもイマイチ何を書いたら良いのか分からない、と感じる場合もあります。🤔
    そんな時のために私はあらかじめ Reflection Question (振り返り用の質問)を付箋に書いておいてあります。普段は邪魔にならないところ(ノートの裏表紙の内側)に貼っておいて、Reflectionをするタイミングで持ってきて使う、という感じです📄


    Reflection 用の質問例

    • What are you seeing? 
      書いてある内容から、どんなことが読み取れますか?
    • What were you feeling throughout this week/month? 
      どんな感情を持って過ごしてましたか?
    • What is giving you energy and what is taking it?
      エネルギーの元、または吸い取られたものは何ですか?
    • What actions did you take that are aligned with your values?
      自分の取った行動の中で、自分の価値観に沿ったものは何でしたか?
    • What actions do you want to take? 
      来週・来月はどんな行動を取りたい?
    • What would be an obstacle and how are you going to overcome it?
      行動に移すまでに障害になりそうなものは何ですか?それをどう乗り越えられそうですか?
    • What support do you need?
      どんなサポートが必要ですか?
    • What’s been one important insight you’ve gained from this reflection process?
      この振り返りの中で一番重要な気づきは何でしたか?


    これらはあくまで例です。大事なのはその時の自分のニーズにあった視点を意識することだと思いますので、形にとらわれず自由に振り返ってみてくださいね!

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    続けるためのコツ

    私は今まで33年間生きてきて、手帳や日記といった類のものが一切続いた試しがありませんでした…
    そんな私が一年半ほぼ毎日Bujoを続けられたのには、やる気や意志の力🔥 …では無く「続く仕掛け」作りが鍵になったと思っています🔑✨

    1. 時間をかけない
      最初はとにかくハードルを低くするためにDaily Logは「5分で書く」と決めたことで心理的な負担が減り、取り組みやすくなりました!(あくまでも敷居を低くするために設定しているもので、実際の所要時間は特に制限せずに書いています)
    2. 書く時間と場所を決める
      私は朝始業前に必ずコーヒーを淹れるので「コーヒーを淹れたらキッチンテーブルでBujoを開く」と、書くタイミングと場所の指定をしてみました。☕️ × 📖

      これは”Habit Stacking”と呼ばれる手法で、すでに定着している習慣と新習慣を合体させるというもの。
      習慣作りの本 ”Atomic Habits” で読んで以来いろいろな習慣作りに使っていますが、とても効果を感じています!

      💡ポイント
      ゴールとなる行動は2分以内で完了できるものにしてみて下さい!例えば「Bujoを書く」ではなく「ペンとノートを用意する」という具合です。

    3. 装飾しない
      私の場合は”デコる”ことに懲り出したら止まらない&時間と労力をかけすぎる&綺麗に描けなかったら嫌にやって放棄してしまう、ということが目に見えていたので「色ペンやシールは使わない」と決めたことで、シンプルにBujoを活用することに集中しやすくなりました。(ただ便宜上ハイライトしたい場合もあるので、その場合はなるべく目が散らないようにグレーのペンを使っています。)

    私が使っているノート&ペン

    ノートはAmazonで売られているハードカバーのA5ノートをずっと使っていて、ただいま四冊目です。📖
    (有名どころ(?)のMoleskinも使ってみましたが、ページがツルツルしすぎて私には合いませんでした…)

    ちなみに私はドット方眼を愛用しています。横罫のノートだと何故か線を無視して書いてしまう&文字列の頭が揃わずガタガタになってしまうのですが、方眼だと縦も揃えられるので気を使わずに見やすいメモが書けるのがお気に入りです😎

    ペンはLAMYというメーカーのSafariというペンを使っています。🖋
    文房についてのこだわりだけで一記事書けそうなので紹介はここまでにしますが(w)、基本的にどんなノートでもペンでもBujoは始められますので、まずはお家にある手頃なノートを使ってみるのも良いと思います!🌞 

    Bujoを始めて変わったこと

    やってみたいことや理想の生活のイメージはあるのに、形にすることができないまま漠然と毎日が過ぎ去っていくのをどうにかしたい!!!という一心でBujoを始めました。お陰で、運動や読書の習慣化、だらだらスマホの減少、YoutubeVLOGの投稿開始、大学入学、バレットジャーナルのワークショップの開催などなど、たくさんのことを実現してこれました。

    でも、目に見えるような大きな目標を達成したのはあくまでも結果。それよりも「自分にとって大切なことに時間を注ぐことに意識を向けやすくなった=気持ちよく過ごせる日々が増えた」ということが何よりもの収穫でした。🌿

    Bujoがタスク管理や計画にピッタリなことは間違いないですが、生産性や能率よりももっと大切なことに向き合うための考え方を教えてくれるホリスティックなツールだと思います。

    Bujoについてもっと知りたい!という方は考案者のRyder Carolle 氏が書かれた公式のガイドブック「バレットジャーナル 人生を変えるノート術(原題:the Bullet Journal Method)」を読むのをおすすめします📚

    バレットジャーナル 人生を変えるノート術

    こちらの原書を課題書籍にした英語のワークショップを開催しております!

     

    ワークショップの詳細はこちら

     

    さくらこ
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