こんにちは、シアトル郊外在住の手描き作家/英会話講師のSAKURACO(@HELLO_and_GDBY)です!
アメリカ人夫と英語で語るポッドキャスト(インターネットラジオ)「UNCURATED TALKS」の第9エピソード「A talk about “Homlessness”」をリリースしました!
(iTunes/Podcastアプリで聞く方は▷コチラ)
今回のエピソード:Homelessness
アメリカに来て一番驚いた事は何?カルチャーショックは何?と聞かれる事が多いのですが、私はいつも
- ホームレスの多さ
- 若い人も政治に対して意見を持っている人が多い
という点を挙げる事が多いです。
大都市であればホームレスの人口が多いのも分かるのですが、以前住んでいた街は人口2万人と小規模であったのにも関わらず、ホームレスの方を見かけない日はありませんでした。
もちろん私が日本で住んでいた街でも見かける事はありましたが、その頻度や人数はアメリカの1/3位だったと思います。(体感)
また周りに対するホームレスの方の対応も違うと感じました。
例えば、アメリカのホームレスの方は良く「Anything Helps」と書いた紙を持って、大きな交差点や路上、大型スーパーの駐車場に立ち寄付を募っていたり、積極的に道ゆく人に声をかけている事が多いです。
それに対し、私が日本で見かけたホームレスの方は通行人などに声を掛ける事は殆どなく、ただ路上や公園でひっそりと生活されてる方が多い印象。
(*あくまでも私個人の感想です)
日本とアメリカ、両国に住んだ事のあるアメリカ人の夫も同じ感想を持っているようでした。
ホームレスと薬物の根強い関係
アメリカのホームレスの約36% が薬物依存症を持っており、ロサンゼルスのホームレスが集まるとして知られている “Skid Row” と言うエリアでは、なんと80%にも登るそう。
そしてアメリカでは薬物中毒者が清潔な注射器と、安全な環境(看護師/過剰摂取した際の処置薬などが完備)の元、薬物の摂取ができる “Safe Injection Site” という施設を設けようと言う動きがありますが、今現在公的に運営されている施設はないそうです。
しかしカナダのトロントにある「insite」という施設は、現在運営中だそう。
▼insiteについてのドキュメンタリーがNetflixで観れます(予告編)
▼本編はコチラ👉http://netflix.com/followthis
ホームレスの方との接し方
私やあなたと一緒で、ホームレスの方がホームレスでいるのは様々な環境や、状況、理由があります。
「困っている」と決めつけるのもエゴだし、「アメリカのホームレスだから薬物依存症にちがいない」と決めつけるのは良くない。
ただ、良かれと思って行う親切心が自分の安全を脅かす結果になってしまう事も、残念ながらあります。
ポッドキャストでは夫が日本とアメリカでホームレスの方と接点を持った2つのエピソードが語られていますが、展開は両極端。
いろいろな考えがあると思いますが、ぜひ感じた事を英語でも日本語でも言語化してみてください。ツイッターで #uncuratedtalks もしくは @HELLO_and_GDBY へメンション飛ばして感想をいただけますと嬉しいです!
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