みなさんご無沙汰しております、気がついたらなんと2017年も残す所あと1日!
そしてこのブログは2ヶ月も放置されてしまいました…
この2ヶ月の間に私はバンクーバーに行ったり、シカゴに行ったり、Hello & Goodbyeとして挑戦してみたかったチャンスを掴んだり、そして何と言っても
車の仮免を取ったり…!!!!!
なんともイベントフルな2ヶ月でした。
旅行記や掴んだチャンスの詳細なども書きたいのですが、とりあえず今日は取り立てほやほやの仮免についてのエントリーです。
そもそもの始まりは、去年のうーんと寒い季節だったわ…
はい、見出しはジュディマリの名曲「ジーザス!ジーザス!」の冒頭からパクリお借りしてます。
すぐに分かったそこのあなた、今度一緒にカラオケ行きません?←
さてそんな(どんな)そもそものキッカケですが、2017年の年明け(うーんと寒い季節 (ry に、私は新年の抱負としてこんな事をのたまっています。
So obviously my New Years resolutions is to successfully develop my business project and bring many products to people who support my work! (And finally get a driver’s license…MAYBE…)
(新年の抱負は起業して沢山の人に作品を届ける!そして運転免許を取る。…多分。)
-Facebookの投稿より
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And finally get a driver’s license .
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うわっ!言っちゃってる!!!
免許取るって言っちゃってんよ!!!
(そして文末で Maybe..と尻込んでるチキンっぷりが何とも私らしい。)
という事で、免許を取る思惑が公になってしまったからには行動に移さねば…と思い、早速アクションを起こす事にしたのです。
アメリカのクレイジー過ぎる免許取得方法
すぐに行動に移したのに、なぜ仮免を取るまでに丸1年かかったのかをご説明する前に、アメリカで運転免許を取る方法をご紹介します。
まじでイカれてます。
- 筆記試験を受ける。
- 各自で運転の練習をする。(但し免許保持者の同乗が必要)
- よし、運転できるぞ!って思ったら実技試験を受けに行く。
以上。
大まかな流れは日本と同じだと思いますが、
- 筆記試験は40問中 31問正解(85%の正答率)で合格。
- 試験をパスしたら即、公道で運転の練習してOK。(免許保持者の同乗が必要。)
- 練習量の推奨はありますが、基本的に自己判断で実技試験を受けにいく。
というラフさ。
(ティーンエイジャー向けの講習や運転練習ができるドライビングスクール等もありますが、18歳以上の場合はだいたい各自で練習するみたいです。)
筆記試験は結構オッパッピーで
Q. 疲れている時に運転する場合はどの様な対策を取ると良いか
a.) コーヒーを飲む
b.) 窓を開けて大音量で音楽を流す
c.) 休憩を取る
d.) 携帯で誰かと話す
みたいな問題が出たりします。(もちろん真面目(?)な問題もあり)
そして何と言っても費用の安さがこれまたクレイジー。
筆記試験は$30、実技試験は$45、なんと合計 $75 で免許が取れるのです。
(*試験会場、州によって違います)
日本だったら運転免許を取るのに30万円程かかりますよね?
いくらアメリカが車社会とは言え、あまりの差に驚愕…w
*詳しいワシントン州での運転免許の取得方法はこちらの記事などを参考にしてください。
初めて受けた筆記試験で見事…
ミスリーディング極まりない見出しですが、年明け早々初めて受けた筆記試験で見事に
不合格。
85%以上の正答率で合格の所、確か75%位しか取れませんでした。orz
日本語での受験もできるのですが、英語で受けたのがいけなかったのか…。
はたまた上記のようなオッパッピーな問題ばかりだろうと高を括り、練習問題を2回解いただけで試験に挑むというナメくさった態度が問題だったのか。(←それや)
何故か受かると確信していたため、落ちた時に結構ショックを受けた私w
そして丁度そのタイミングで正式に Hello & Goodbye を起業したので、色々とバタバタして免許を後回しにした結果、丸っと1年経過してしまった訳です。
せめて今年のうちになんとか、なんとか抱負の一部だけでも実現させたい!
そう思って、今年も残す所あと数日の所でギリギリ再挑戦する事にしました。
筆記試験をパスするために私がした事
2017年の抱負を声高らかに(?)宣言した自分を呪いつつ、雪辱を果たすためちゃんと勉強する事に。
その方法は以下の通りです。
- 運転ガイドブックをダウンロードしてざっと読みます。
(こちらから無料でダウンロード可。) - そしてひたすら練習問題を解く。
以上。←
“Driving Knowledge Test” 等と検索すると沢山練習問題が出て来ます。
ゲーム感覚でサクサク出来るので、私はアプリを利用しました。
モノよって出題傾向が違うので、色々な種類を使って勉強するのがオススメ☝
私も最初は1種類だけ繰り返し使っていたのですが、”もう大丈夫だろう” と思い違うアプリを使ってみたらズタボロの結果になりました。
(日本語の練習問題もネットに転がっているらしいです。でも日本語訳が変だったらどうしよう…と不安になり結局英語で勉強。)
ちなみに私は1日30分程度の勉強を1週間程続けました。
いざ!試験を受ける
準備が整ったらいざ試験会場へ。
身分証と受験料を持って行けばOK。
試験はDOL (Department Of Licensing)か、ドライビングスクールで受けられます。
私は家から車で5分程の距離にあるDOLに行きました。
場末感ハンパない こぢんまりとしたオフィスで、中はこんな感じ。
運良くガラガラ状態!
一応番号札を取りましたが、すぐに呼ばれてカウンターへ。
事前にオンラインで自分の住所情報等が登録出来るので、私はそれを印刷した紙を差し出しました。
(その場で登録も出来ます)
運悪く担当してくれた係員は、めちゃくちゃ愛想の悪いババおばちゃん。
何も言わずにその紙をひっつかむと何やらパソコンで情報を照らし合わせている様子。
しばらくするとオバちゃんが不機嫌そうに
と聞いてきます。
(は?してねえし)←
と思いつつも話を聞くとどうやら…
してました。(してんのか
かなり前の事なのですっかり忘れていましたが、以前登録してたみたいです。
しかもその時に間違えて ”高齢者” の欄にチェックをしてしまったみたいで
と凄まれました。
最初は 、いやーすいませんねぇ〜、お手数かけて…
と低姿勢だった私も、ババ おばちゃんに
(それ(タブル登録)したせいで、メチャクチャだわよ。)
と言われて私もイライラマックスだったので
( いやいや〜情報の訂正できるはずですよね?ていうかそのためのDOLっしょ?しかも私は高齢者じゃないのは明らかですよねー)
とちょっとイラついた口調で言うとオバちゃんも黙って作業を進めてくれました。
私の非ではありますが、だからと言って不躾な扱いを受ける謂れはありませんので。←
数分でその問題は解決し、いよいよ試験開始です。
前回は紙のマークシート形式だったのですが、今回はパソコン(しかもタッチパネル!)で受験。
ご丁寧に問題を音読してくれます。
必死に問題を解き進めていき、40問中35問まで解いた所で正答率が85%に達すると、テストは強制終了されました。
最後まで問題を解かなくて良かった事に驚きつつ、合格した事にほっと一安心。
数分待つと、こんな紙切れが発行されました。
仮免免許証が発行されるまでの間、運転する時はこの証明書を携帯しなきゃいけないそう。
これでやっと運転の練習が出来る!!!
冷や汗タラタラ、緊張の初練習
と言う事で、今日早速アンさんに同乗してもらって車の運転を練習して来ました!
最初から公道で走るのは怖すぎるので、まずは駐車場をぐーるぐる。
直進、左折、右折、Uターン、駐車など基本的な練習をします。
見出しに「車恐怖症」と書きましたが、実は車の助手席に乗るのが苦手なのです。
なのでだいたいハンドルにひっしと捕まっています。
(アンさんに ”そのハンドル本当に使う人初めてみた” と言われたw)
何故苦手かと言うと、何が起きてるか全部見えるから。
危険運転してる人も見えるし、どれだけ車両のスピードが出てるのかも見える。
携帯見ながら運転してる人なんか見た日にはファイナル・デスティネーションの主人公ばりに恐怖に慄きます。
(*ファイナル・デスティネーション未見の方は是非見てください。高速道路が舞台の2がオススメです)
そんな私なので公道を走れる様になるまでは暫くかかりそう〜…
と思っていたのですが、駐車場でしばらく練習したあと何とベース(軍の基地)内の道路で運転してみちゃいました!←いきなり
ベース内は週末は車の通行が殆ど無いのと、制限速度が低い(25マイル/40キロ)ので、練習にはうってつけ。
海軍基地とあって海沿いなので景色もいいです。
(まあ景色を楽しんでいる余裕なんぞ勿論無いですが)
こんな感じでゆっくりドライブ。
途中でお巡りさんとすれ違ってガクブルな私。w👮♀️
変に力が入ってたせいか、凄く肩こったぞ…。
アンさんは ”リラックスして〜” と声を掛けてくれますが、リッラクス出来る日はまだまだまだまだ先な予感ですw
重い腰をあげたもう一つの理由
最初にアメリカに越して来たのが4年前。
その間ずーーっと免許の必要性を感じつつも伸ばし伸ばしにして来ました。
アンさんのお陰で、多少の不便やストレスは感じつつも、何とか車無しで生活出来ていたので余計に必要に迫られる場面が無かったんですね。
そして車の運転が怖くて仕方なく、本当に運転するのという考えが嫌で嫌で仕方ありませんでした。
そんな私がようやく「免許を取ろう!!」と決意したのには、新年の抱負として公言してしまったから…というのも勿論あったのですが、Hello & Goodbyeの活動を広げるには免許が不可欠になって来たからです。
もっと沢山イベントへの出店もしたいし、来年は商業スペースでの出張ペイント(メニューボートを書いたり、壁にペイントしたり)にも挑戦したいと思っています。
それから雑貨屋さん等で作品を置いて貰えるようにしたり、ワークショップに参加したり開催したり、他のハンドメイド作家さんとの交流もしたい。
そうなると、やっぱりモバイルである事は必要不可欠なんですよね。
アンさんに頼めば快く運転してくれるけど、やっぱりアンさんだって仕事で疲れてたり、用事があったりします。
私だってアンさんがオフの時にしか用事を入れられないのは不便です。
だから めっちゃくちゃ渋々 重い腰を上げました。w
この前進を通して気づいた、WHAT<WHYの大切さ
免許を取ると決心する過程を通して、期せずして気づいた事があります。
それは目標がなんであれ、内容の「WHAT」よりも理由の「WHY」の方が大切だという事。
良く聞く例えを挙げると
- 英語を話したい人は、なぜ英語を話したいのか。英語を使うとなぜ自分にプラスなのかを考えると身につきやすい。(もしくは勉強が続きやすい)
- ブログをやりたい人は、なぜブログで発信したいのか。何を伝えたいから書きたいのかを明確にすると書くのがより楽しくなる。(もしくは続けやすい)
などなど。
目的と手段の話でもあります。
私は最初、車というツール(手段)を使ってなし得たい目的があやふやでした。
車があれば一人で買い物に行けるから便利〜位にしか考えてなかったので、免許を取る事自体が目的になってしまっていました。
でも「Hello & Goodbyeの活動を広げる上で必要」という免許取る取らない問題の向こう側にある目的が出来た今、運転はあくまでただのツールになった訳です。
そうすると不思議なモノで、心持ちも変わってきます。
私の場合は車の運転したくないという部分に変わりはありませんが、あまりそこに捉われなくなりました。
嫌だけど、それよりもその手段を使って達成出来る目的の方が大事なので、取り組む姿勢が断然ポジティブになりましたし、ただの通過点だからさっさと終わらせちゃおう!と思う様になりました。
英語の勉強もTOEFLやTOEICの点数を取る勉強は捗った試しがありません。(そして取った事ない…w)なぜなら(私の場合は)TOEFLで高得点を取っても、口喧嘩で勝てないから。←
でも伝えたい事があれば ”これは何て言うんだろう?” ”ああ、次喧嘩した時はこう言ってやろう。ふむふむ←” などと自然と学ぶ、身に付ける体制になるんですよね。
(例えが下手過ぎてすいません。orz)
Hello & Goodbyeの活動を通して色々な人によく「なんでこれを始めたの?」と聞かれる事があります。だいたい冗談で
と答えていますが、来年はもっと真剣にHello & GoodbyeのWHYの部分である
私の作品の購買を通して、周りにポジティブな影響を与え(売り上げの一部を寄付したり、環境に優しい商品を使ったり、コミュニティの経済に貢献したり)て、自分なりに貢献したいから
という所を打ち出して行きたいな、と思っています。
仮免ではありますが、自分の中で凄く大きなハードルであった ”免許取得”への大きな一歩を踏み出した事で自信も着いたし、思いがけず大切な事を振り返るきっかけにもなって一石二鳥!
アドベンチャラスな2017年を締めくくるのに凄く良い出来事でした。
現在の時刻は午後6時。今年も残す所あと僅か6時間となりました。
2018年も沢山面白い出来事や出会いが待っていると思うので、今から楽しみです!
みなさまも良いお年をお迎えください!
コメント
コメント一覧 (2件)
お疲れ様そしておめでとうーー!!!
私も車運転できるようになりたい…いつか一緒にドライブ行こうね。←まじかよ
てか車かっこいいね( ^ω^ )
ありがとう〜!!!DOLでの一悶着で余計疲れたwww
うんうん、一緒にネバダの砂漠道をひた走ろう!!
車はウチのじゃなくて、ネットから拝借した画像だよw期待を裏切ってごめんw