こんにちは、シアトル在住手描き作家のSakuraco(@HELLO_and_GDBY)です!
自身のブランドHELLO & GOODBYEを立ち上げてから何度かアートやクラフトフェアに出展しましたが、今回は初めて野外イベントへ出展してきましたので、その様子をお伝えします!
田舎町最大級のイベント:Oak Harbor Music Festival
私の住んでいるOak Harborの人口は2万人程らしいですが、モールもなければ本屋もない、体感人口(←)は2000人程の田舎町です。
そんなオークハーバーが町をあげて開催する音楽の祭典、その名も
” Oak Harbor Music Festival ”
(まんまやんけ。)
レイバーデイ(勤労感謝の日)というアメリカの祝日(9月の第一月曜日)にかけて週末の3日間開催され、なんと入場料無料のイベント!
凄く気合いが入っており
- 30を超えるバンドの参加
- 20以上のアート・クラフト作家のブース出店
- 2つのビアガーデン
- 15以上のフードベンダー
- 来場者数2万人(!!!)
と言う、この街で間違いなく最大級の催し物なのです。
ちなみに今年の大トリはMarc Broussard という方で、MAROON 5の前座を勤めた事もある実力派アーティスト。
私のおすすめはコチラ👇仲間でワイワイ演奏してるのが凄く楽しそう
(あーこのギター弾いてる人めっちゃタイプ〜。あ、でも指輪してる。.…ちっ。←)
こんな本格的なアーティストが出演したフェスで、わいも頑張って出店して来ましたよっと!
出展に用意したもの
前回のイベントとは違い、今回はテーブルも椅子も全て自前。
野外イベントなので、テント(キャノピー)も必須です。
私が買ったのはこちら。
Eurmaxというメーカーの10フィートx10フィートのサイズのもの。
お値段は$150で、まあまあ安い方かな〜。一番安くて$80位からあるのですが、脚が弱そうだったり布がペラペラだったりするので少し投資しました。
ちなみに高い物は$400ほど(!)します。防火布を使用していたり、骨組みが丈夫で軽量な素材だったりするみたいです。
もうひとつ値段を左右するのが、横布の存在!!!
これが付いてるとだいたい$50程価格が上がるのですが、これは
絶対にあった方がいいですぞ!!!
3方向全て取り付ける必要は無いですが、まず壁があった方が余計な景色(=情報)が入って来ないので商品が目立ちますし、ディスプレイもスッキリ見えます。
そしてなんと言っても日陰確保のために必須。
私はブース同士の間隔がもっと狭いと思い込んでおり、隣のブースで日光が遮断されるかと油断していたのですが、全くそんな事はありませんでした。orz
初日は17時ー20時だけの出店だったので、あまり直射日光の被害に合いませんでしたが、それでも1時間位はガンガン照りつけられて余計な体力を消耗しました…。
なので絶対に横布付きのテントをおすすめします!!!
完成したディスプレイの様子
これは見た方が早いと思うので、写真をどうぞ。←
ブースとわたし。
*このドレスは私がずーーーーと憧れていた服屋さんModClothの物で、夫がクリスマスにプレゼントしてくれました!
凄く嬉しかったのですが、その時はパツパツで着れず、暫くクローゼットの肥やしに…
しかし最近少しだけ痩せたので(これでも!)やっと日の目を見る事ができたのです!
そんな事情を知ってか知らずか(知るわけないw)、お客様から凄く沢山お褒めの言葉を頂きました。
ひゃっほう。💃
ちなみに陽を遮る為にキャンバスをカーテンがわりに使用。(写真後方)
大きい布があって本当に良かった〜…
これのおかげで、なんとか熱中症にならずに済みました。
嬉しい事に、作品達も凄く沢山の方から暖かいお言葉を掛けて頂いて、本当に大感激です。(;ω;)
写真中央に写っているアボカドの靴
を凄く気に入ってくれたお兄さんがいて(多分大学生)、なんと3日間、毎日私のブースに来て
と言ってくれました。なんて素敵な心の持ち主なんや(;ω;)
LGBTのプライド月間用に作成したレインボー配色のTシャツ達(写真左)が風にたなびいて、アイキャッチとして大活躍!
沢山のお客様に見て頂き、ビール瓶のやつ( こちら↓)
をお買い上げ頂きました!!!!!🎉
トートバッグはDIYしたパイプラックに陳列。
パイプと言ってもPVCパイプに銀色でスプレーペイントしただけ。なので軽量な上バラせて持ち運びにも適した超優秀小道具です!
(*”PVC pipe rack diy” で検索すると作り方が沢山出て来ます👆)
このブースが完成する様子をタイムラプス動画でどうぞお楽しみ下さい!
(10秒程なので、是非見て頂けると嬉しいです!)
いや〜夫の大活躍で本当に助かった…ありがとう、アンさん。(;ω;)
Hello & Goodbyeが初挑戦した限定企画
今回のイベントの2週間前に思い立ってある企画を決行する事にした私。
それは…
LIVE PAINTING EVENT 🖌
この2週間前と言えばTOMSの ” Style Your Sole ” というペインティグイベントに参加させて頂いたのですが、人が見てる前でペイントする機会が無かった為、始まる前は
とかなり不安でした。しかし実際にやってみると意外と平気なモノで、それならば私も 企画パクったろ 挑戦してみよう!と思ったのです。
そこで急いでCanvaでWebチラシを作成。インスタグラムで1週間の有料広告(20ドル)を出してみました。
(Canvaを使えばポスター、チラシ、バナー、名刺等が簡単、無料、オシャレに作れるのでオススメです!)
- 素材の持ち込みOK
- 決まったデザインは$10〜
- カスタムデザインは$20〜
という設定にしてみました。
こんな感じでディスプレイ。
プリセットのデザインはこんな感じ。
タトゥーフラッシュの感じをイメージ。
(*タトゥーフラッシュはタトゥーのデザイン例が描いてある物の事です。↓こんなやつ)
なるべく足を止めてもらえるよう、ブースの外にも立て看板を設置。
facebookの地元の交流ページや ”売ります買います” ページにイベントにも告知してみました。
その甲斐あってか
と言う方が結構いらっしゃいました!
持ち込み以外にもその場で買える物として
- 白スリッポン /$10
- オーガニックトート /$5
- Tinlid Hat の帽子 /$35
を用意。
見本として1足ペイントしてディスプレイ。
…が、イマイチ分かりにくかったようで、あまりお客様にはシステムが 伝わらず結局私が説明すると言う事態にw
でも話すキッカケになったので、それはそれで良かったかな。💡
2日半で売れたアイテム達
前回のイベント出店時に売るはずだった、石塑粘土ブローチ。
出店の数日前になんとコーティング用のレジンが剥がれてしまうという悲劇に見舞われ、泣く泣く全部破棄したのですが、今回は無事にリベンジ出品できました!!
その中から売れた!!
サボちゃんズ!!!!!🌵🌵🌵
2個作ったのですが、なんと両方売れた!!(別々のお客さま)
書いてある ”DON’T BE A PRICK” のPrickの本来の意味は ”棘” ですが、スラングで ”嫌なヤツ” という意味合いでも使われるので、サボテンと掛けてあります🌵
(Don’t be a prick = イヤなヤツになるな =ウザい事すんなよ、的な意味)
コインケースも売れましたよ〜!
写真右下の ”ALWAYS FIND THE LIGHT” と言う作品をお買い上げ頂きました。
実は胴体部がガイコツ💀になっています。
個人的にも凄く気に入っていたので、売れて嬉しい反面ちょっと寂しい…www
それからイベントのフライヤーにも使用したアボカドのTOMS(通称:アボちゃんシューズ)も!!
あとはその場でお客様のリクエストにお答えしてペイントした物が5点、そしてカスタムオーダーとして持ち帰らせて頂いた物が6点程ありました!
残念ながらライブペイント用に描いたデザインは1回しか選ばれませんでしたが、それでも他のオーダーに繋がったので本当に良かった💃!
感想・反省・振り返り
*出展して良かった事
- お客様と直接お話ができる
- ネットマーケティングだけでは届かない人に作品を見て貰える
- 作品を手に取って見て貰える
- 他のクラフターやアーティストと交流できる
- どんなヤツ(=私)が作ってるのか知ってもらえる
- いつもと違う環境なので、いい気分転換や刺激になる
- レッドブルの差し入れが貰える
ブースに来てくれた方達には
と大阪のオバちゃんが飴ちゃんを配るかのごとく声を掛けていたので、ざっと300枚は名刺が出ました!!
その中で数人でもウェブサイトやインスタグラムを覗いてくれる方、はたまた作品を購入してくれる方がいたら嬉しいな〜(;ω;)
あ、それから⑦のレッドブルですが、こんな事がありました↓
2日半のイベント最終日、連日の暑さで体力を消耗していた私のブースにやって来たお客様の手にはレッドブルが。普段は飲まないけど疲れていたので ”わ!良いな〜、今の私に一番必要ですわ!www” って言ったら、後からキンキンに冷えたレッドブル持って戻って来てくれた!優しすぎかよ(;ω;)
— Sakuraco@シアトルで小商い (@HELLO_and_GDBY) 2017年9月5日
…優しすぎかよ(;ω;)
ちなみにこの方がアボカドTOMSを買ってくれた方です。
そしてカスタムのサインを見るやいなや
と言ってわざわざ新しい靴を買いに行って戻ってくれました…。
もう一度言います。
…優しすぎかよ(;ω;)
やっぱりこういう交流ってネット上では無い物なので、凄く良い経験でした!
*反省点
- 準備ギリギリすぎ
- クーラーボックスを持って行くべし
- テントは横布付きがマスト
- 名刺、値段等をもっと目立たせる
- テーブルクロスは大きい物を使う
- ディスプレイの写真を沢山撮る
- 特別クーポンの配布すべし
1. 準備ギリギリすぎ問題
まずイベント前夜(@夜8時)にブース用のバナー(Hello & Goodbyeって書いてある横断幕)を作成してる時点でヤヴァすぎる、自分ww
ついでに言うとバネポーチはイベント2日前、ブローチは前日、ブローチを飾る用のクッションに至っては当日の朝作りました。w
このギリギリにならないとやらない癖、本当に良く無いです…orz
結果的にいつもなんだかんだ間に合ってしまうので直されず今まで来てしまったんでしょうな…(遠い目
でもギリギリだとバタバタして忘れ物をしたり、いらぬミスを犯す危険性があるので、もっと余裕を持って準備したいです…
2. クーラーボックスあったらいいな問題
クーラーボックスは地味ですが、あるとかなり違ったと思います。
日陰にいて水分補給はしていましたが、やっぱり暑い…
冷たい飲み物があればもうすこし体力消耗せずに済んだかな、と言う気がします。
3. テント横布ないと辛いよ問題
これは先述した通り。
4. 名刺地味過ぎ問題
名刺は2箇所に束を置いておいたのですが、結構何度も
と聞かれました。聞いてくれるだけ有難いのですが、中には聞かないで帰ってしまった人もいたと思います…
それは残念すぎる…!!!
一応中盤から ”TAKE ME! “ と書いた紙を貼っておいたのですが、それでもあんまり効果はなかった…
もう少し目立つ名刺にした方がいいのかな?
ちなみに私の名刺はこれ↓
夫のアンさんが起業したばかりの私にサプライズで作ってくれたは良いものの、肝心の店名が入ってないヤツw
(*今は裏側にスタンプでHELLO & GOODBYE と入っていますw)
茶色い紙がすっご気に入ってるので、それは変えたくないな〜。
箱に入れてテーブルの上にちょんっと置いてたので、目線の高さ近くにディスプレイしていたら気づいて貰えたかも!
5. テーブルクロス小さ過ぎ問題
左端のテーブルの方は大きな布を使ったのですが、正面テーブルは天板と同じサイズの布を使ってしまったため、テーブル下に置いてあった荷物が丸見え…
はずかしや〜…。
6. ディスプレイの写真少な過ぎ問題
これはブログを書いていて気付いたのですが、ブースの全体の引きの写真しか撮っておらず、ディテール部が写っていない!!
画像として残しておけば次のイベントのディスプレイの参考になるし、改善点を探す事もできるので、セクションごとに写真を撮る事をオススメします!
無駄な写真は後で削除すれば良いだけなので、撮り過ぎって事は無いな…と今回痛感しました。
7. 特別クーポンを配っとけば良かった問題
ネットショップよりもイベント出展中(今!NOW!)買った方がおトクだよ〜!
とアピールするために ”POP UP SHOP LIMITED Q-PON” 等をお渡しすれば、その場での購買率が上がる(かも知れない)!
その場で割引とかでなくても、次回の購入時に使える物とかにすれば後でオンラインショップへのアクセスしてくれる確率も上がりますしね。
…と、反省点も多いですが、
出展して本当に良かった!!!
この一言に尽きます!(浅っ
これで夏の一大イベントが終わったので、次は秋〜ホリデーシーズンに向けての作品作りに励まないと!
できればまた10月、11月と何かイベントに参加したいな〜と企んでいます。
ハロウィン、感謝祭、クリスマスと楽しい行事が続くので、良い作品達が産まれそうな予感(^q^)
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