こんにちは、シアトル在住の手描き作家/英会話講師 SAKURACO(@HELLO_and_GDBY) です!
パソコン/ハイテク/コンサル/インフラなどなど何でも略す日本人ですが、英単語は日本語発音で全て読もうとすると言いにくいし、聞き取りにくい。それは仕方無いことですが、若者が使う言葉になってくるともう意味不明の領域です。
「こマ?」「ちな」「マジ卍」「つらみ」など、もはや原型を留めていない略語から、特定の意味を持たない謎のフレーズまで、次から次へと良く生み出せるな〜と関心するほどw
しかし、略したいのはどうやらアメリカ人も同じの様!今日はネイティブが使う意味不明 な略語をご紹介!
アメリカ版のギャルは”Valley Girl”
そもそもこの表現が死語なのかも知れませんが、日本語で言う「ギャル」的な位置にいるのがアメリカの” Valley Girl “。
南カリフォルニアに生息する(主にLAあたり)イマドキ女子を指す言葉ですが、10代、20代前半のちょっとバカっぽい 今を生きている感じの女子全般に対して使われる気がします。
”Basic White Girl” なんて言い方も。
レギンスをズボン代わりに履き、足元はUGGブーツ、ビクトリアズ・シークレットのスウェットを着て、手にはスタバのパンプキンスパイスラテが握られている、と言うと分かりやすいでしょうか?←余計わかんない
このイメージ、若干2014年感が拭えませんが、まあ「流行に敏感でウェイウェイしてる」系の女子ですw
そんな彼女らの話し方ですが、日本のJKの話し方に似ているような…w
JKが「てかこれまじヤバくなーい?マジ卍。超ありえないんだけど」と言ってる所を想像してみて下さい。
全体的に間延びしていて、語尾が上がる様な独特なイントネーションですよね?
Valley Girlの話し方も同じ!
特に”oh my god”(ヤバい)や ”like” (〜的な)を多用するのが特徴。
そんな彼女らも日本のJKよろしく略語を使うので、下に一部をリストアップしてみました!
あなたは何個分かりますか?
adorbs | the ush | hilar | ridic | cray |
obvi | def | def | collab | probs |
jelly | fav | delish | vacay | awks |
presh | turnt | totes | amaze | perf |
見て何となく分かるかも知れませんが、日本の略語と違い単語の前半でぶった切る、という凄くシンプルな略し方です。
- Adorbs→Adorable(可愛い/愛らしい)
- The ush→The usual (いつもの)
- Hilar→Hilarious (まじウケる)
- Ridic→Ridiculous (くだらない/ありえねー)
- Cray→Crazy (ありえねー/狂ってる)
- Obvi→Obviously (明らかに)
- Def→Definitely (ぜったい/もちろん)
- Collab→Collaborate (コラボ)
- Probs→Probably (多分)
- Jelly→Jealous (いいなー/嫉妬)
- Fav→Favorite (お気に入り)
- Delish→Delicious (くそウマい/おいしい)
- Vacay→Vacation (バケーション/休み)
- Awks→Awkward (気まずい)
- Presh→Precious (さいこー)
- Turnt→Turned up (クソ上がる)
- totes→Totally (完全に/まったく)
- amaze→Amazing (すごい)
- perf→Perfect (完璧/さいこう)
こんな感じ。
略語メインで作文してみた
略語作文いってみます!
- Omg it’s totes adorbs!
→Oh my god it’s totally adorable!
(なにこれ超カワイイんだけど!) - We went to the ush spot on our vacy and it was totes cray!
→We went to the usual spot on our vacation and it was totally crazy!
(有給でいつもの行きつけの所に遊びいったんだけど、マジやばかった) - A子 We should def collab sometimes!
B子 Omg obvi!
→We should definitely collaborate sometimes!
-Oh my god, obviously.
(A子 てかマジ今度絶対コラボしよ)
(B子 いや、マジでやるしかないw) - This movie is so ridic but sooo hilar. It’s one of my fav.
→This movie is iso ridiculous but so hilarious. It’s of of my favorite.
(この映画まじ超アホくさいんだけど、くっそウケるんだよね。超好きなやつ) - The party last night was turnt.
→The party last night was turned up.
(昨日のパーティー、クッソ盛り上がったよ)
こんな感じです!これを書いていて思ったのですが、形容詞のほぼ全て/adorbs(かわいい) cray(狂ってる)presh(さいこー) delish(おいしい)turnt (もりあがる)が日本語だと「ヤバい」だけで対応できるッッ!!!
私もボキャブラリーがヤバいので、どんなヤバい話でもヤバいで済ませちゃう位ヤバいんですけど…。
…って、ヤバいの汎用性マジでヤバい…(そろそろゲシュタルト崩壊しそう)
スラング発祥の火付け役
ここにリストアップした略語はほぼ全て女性が使っている印象が強いですが、実はcray/turnt はアフリカンアメリカンコミュニティーから発祥していると思われます。他にも
- Lit→盛り上がる/あがる
- Trill ( True + Real )→リアル/正直
- Bae(Baby)→恋人などの呼びかた
- Respek (Respect)→尊敬する、リスペクトする
- on fleek →完璧な
など、ヒップホップシーンからジワジワ広まった表現も多くて、私の様な末端ピーポーが使う頃には、もう誰も使ってなかったり…ww
日本と同じでスラングの移り変わりは早いです!
Valley Girlの話し方が聞きたい人はこれがオススメ
凄く特徴的な話し方なので多分聞けば「アッ…(察し)」となると思いますが、Valley Girlのアクセントが聞ける私のオススメ素材は、日系アメリカ人ミュージシャン井上ジョーさんの動画。
彼の動画はぶっ飛んでる時もあるけど、すごい観察力が鋭いので「あるある」が良く表現されてい見応え抜群。 そしてなんと言っても”so hilar”(まじウケる)ので、私はいつも一人で笑いを堪えるのに必死です。
みなさんも電車とかで見るのはキケンかもww 英語フレーズの使い方や、日本人が間違えやすい発音などを解説してる動画もあるので、英語を勉強されている方にオススメです!(時々Fワードとかが入るので、そういうのが苦手な方は避けてください🙇)
なんかキモい しっくり来ないので私は略語を使いませんが、知っておくと聞いた時に理解できるので便利! いくつ知っていたか是非、教えてくださいね!✌️
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